川喜多喬&アソシエイツ

川喜多喬
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ギョーテとカリア プリント
ギョーテとは、おれのことかと、ゲーテ言い・・・というような台詞を昔は聞くことがあった。ドイツ語を専攻する大学生の比率がいまより高かったころである。  言わずもがな、だが、ゲーテと発音すべき人の名のドイツ語単語をギョーテと読み間違う人をからかったのである。

さて、1970年代半ば、日本でも既にキャリア、キャリアと言うブームはあった。ただし、それは民間企業内に限られていて、いまのようにキャリア教育が語られることはなかったが。
その時代の文献に「カリア」と書かれていることがある。
あはは、キャリアと言うべきところ、英語が読めなかったんだな、と馬鹿にしてはいけない。
careerの発音は、実は「カリア」に近い。アクセントは「リ」におかれるので、いまのキャリア教育ブームの中でしばしばそう発音する「キャ」にアクセントがあるのではない。
外国地名、人名などはできるだけ原語に近く言おうと言うマスコミなども今だにあるから、「カリア」の方が正しい、と言うべきか・・・まあ、私はそうこだわらない。
どうせ、デタラメな英語もどきを濫用すること、テレビ番組名にわかるとおり。読売新聞が『乱れているか?テレビの言葉』といった「?」の題名についた新書版を出しているが、なに、「?」は無用である。乱れているに決まっている、自分の新聞のテレビ欄をみればわかるのである。
最近の若者の日本語が乱れている、と大人は怒鳴るが、大人が乱しているのである。

ところで、「アマデウス」という映画があった。言うまでもなくモーツアルトについての映画である・・・だがおたちあい、かのヴォルフガング・モーツアルトは、一度もアマデウスと名乗ったことも署名したこともない。

閑話ですね・・・いまテレビで署名についてもめているという報道をみたので、思い起こした。政治家のカリアには、どこか、おかしなところがあるのではないか。1年前に政権交代ブームを起こした張本人のメディア人のカリアにも。
 
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